PROTOTYPE.FM - プロトタイプFM

About the show

このポッドキャストは、起業家、エンジニア、デザイナーなど、スタートアップやプロダクトを作る人をゲストにお迎えして、その方々のリアルな声を雑談形式でお届けする番組です。ホスト: 山本 大策(@daisaku)。

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PROTOTYPE.FM - プロトタイプFM on social media

Episodes

  • 55: 岡山のスタートアップの課題と今後の展開(藤田圭一郎 keiichilo)

    March 6th, 2019  |  21 mins 10 secs

    株式会社ContentsCrew CEOの藤田圭一郎さん(@keiichilo)と岡山のスタートアップの課題と今後の展開などについて話しました。

    今回のキーワード:
    岡山のスタートアップの課題と今後の展開/らくのみ/藤田酒店

    ゲスト: 藤田 圭一郎(https://twitter.com/keiichilo)
    ホスト: 山本 大策(https://twitter.com/daisaku)

    参考:
    藤田酒店
    https://fujitasaketen.com/

    収録を終えて:
    スタートアップのエコシステムは地域に合わせて色が付くというか雰囲気が形成されることが多いように思う。東京でも渋谷・六本木・五反田などのエリアと、そのほかのエリアとでは集まるスタートアップの雰囲気が異なる感覚がある。その地域が持つ独自性がその地域から生まれるスタートアップに影響を与える部分も少なからずあるのかもしれない。今回のゲストは、岡山でスタートアップ文化を広め、根付かせるための活動を続けている藤田さん。地域からスタートアップを生むためには、起業家、投資家に加えて、藤田さんのようなコミュニティを作る人が必要だと感じる。その地域独自の課題を解決する事業を生み出す起業家が増えることは素晴らしいことで、藤田さんたちの活動によって岡山に独自性を持つスタートアップが生まれる土壌ができつつあることは間違いない。自分も微力ながら岡山のスタートアップ文化の醸成に貢献していきたいと思う。

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  • 54: 岡山のスタートアップコミュニティの盛り上がり(藤田圭一郎 keiichilo)

    March 2nd, 2019  |  40 mins 49 secs

    株式会社ContentsCrew CEOの藤田圭一郎さん(@keiichilo)と、岡山のスタートアップコミュニティの盛り上がりについて話しました。

    今回のキーワード:
    Startup Weekend Okayama/ギークハウス岡山/もくもくガレージ/スタートアップキングダム/岡山に無いものを作る/ドヤ顔のプロフィール写真/愛され力/コミュニティの余白/ピッチイベントの温度感/コミュニティの新陳代謝/起業家と過ごす時間が大切/損得を考えずに始める人がいることが重要

    ゲスト: 藤田 圭一郎(https://twitter.com/keiichilo)
    ホスト: 山本 大策(https://twitter.com/daisaku)

    参考:
    Startup Kingdom(スタートアップキングダム)
    https://www.facebook.com/STARTUPKINGDOM.JP/

    ギークハウス岡山
    http://geeoka.com/

    もくもくガレージ
    https://moku2garage.com/

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  • 53: サービスをデザインするということ(佐野彰彦 sano_akihiko)

    February 27th, 2019  |  29 mins 54 secs

    クリエイティブディレクター、デザイナー、コピーライター、音楽家、DJ、株式会社それからデザイン代表の佐野彰彦さん(@sano_akihiko)と、サービスをデザインするということ、よいデザインなどについて話しました。

    今回のキーワード:
    目に見えないデザイン/サービスをデザインする人が求められている/クライアントワークと自社サービス/とりあえずHP/気軽にサイトを作る人を増やしたい/ポートフォリオの重要性/よいデザインとは/サービスの作り手と受け手の間にストーリーが生まれること/作り手と受け手の感覚が一致すること

    ゲスト: 佐野 彰彦(@sano_akihiko)
    ホスト: 山本 大策(@daisaku)

    参考:
    とりあえずHP
    https://pr.toriaez.jp

    収録を終えて:
    デザインについて真摯に向き合っている佐野さんのような人と話すと、自分のデザインに対する目線の甘さに気づき、少し恥ずかしくもなるが、そんな自分でもデザインすることが求められる時代なのだと感じる。そもそもいまネットで何かをアウトプットするときに、何もデザインしないほうが難しいだろう。デザイナーではなくても、何かをデザインする(している)時代。そんな時代を生きている。そして、そんな時代においては「いいデザイン=いいビジネス」になっていくのも当然。そんなビジネスとデザインの狭間で自分もいいデザインのサービスを生み出していきたいと思う。

    あと、佐野さんのオフィス TURN harajuku がとても素敵な空間だったので、そこで PROTOTYPE.FM のイベントを開催しようと思案中。お楽しみに。

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  • 52: ビジネスとデザインの関わりを考える(佐野彰彦 sano_akihiko)

    February 23rd, 2019  |  48 mins 53 secs

    クリエイティブディレクター、デザイナー、コピーライター、音楽家、DJ、株式会社それからデザイン代表の佐野彰彦さん(@sano_akihiko)と、Webブランディング、3S6G法について話しました。

    今回のキーワード:
    “besign” talk meeting(ビザイントークミーティング)/TURN harajuku/ビジネスとデザイン/デザイン思考/経営者のためのウェブブランディングの教科書/3S6G法/ターゲット心理→与えるべき結論→アイデア/コンセプト・ラインナップ・特徴・実例・温度感・ニュース性/ゆたか建設の事例/ことばを重視/音楽活動とDJ

    ゲスト: 佐野 彰彦(https://twitter.com/sano_akihiko)
    ホスト: 山本 大策(https://twitter.com/daisaku)

    参考:
    TURN harajuku
    https://turn.tokyo/

    “besign” talk meeting(ビザイントークミーティング)
    https://sole-color-blog.com/blog/tag/besign-talk-meeting/

    サービスをデザインする ─話題のサービス「タイムチケット」開発者の想いと発想法— ≪前編≫
    https://sole-color-blog.com/blog/1815/

    サービスをデザインする ─話題のサービス「タイムチケット」開発者の想いと発想法— ≪後編≫
    https://sole-color-blog.com/blog/1818/

    経営者のためのウェブブランディングの教科書
    https://amzn.to/2GGg0Fh

    ゆたか建設
    https://www.yutakakensetu.com/

    イギリスの中学校でDJが正式なカリキュラムに追加
    https://clubberia.com/ja/news/10528-DJ/

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  • 51: Web2.0とスイスとブロックチェーンと(竹本哲郎 @Pikaho)

    February 16th, 2019  |  30 mins 1 sec

    イネーザ株式会社代表・ブロックチェーンエンジニアの竹本哲郎さん(@Pikaho)と、Web2.0企業のブロックチェーン進出、スイスの環境、今後取り組みたいことなどについて話しました。

    今回のキーワード:
    Facebookがスマートコントラクト企業「Chainspace」を買収/Toshi/チャットUIでの送金/Twitterのジャック・ドーシーがLightning Networkを利用/BlueWallet/スイスのツーク州/スイスの外食の高さ/中央集権と非中央集権のバランス

    ゲスト: 竹本 哲郎(@Pikaho)
    ホスト: 山本 大策(@daisaku)

    参考:
    【速報】フェイスブック、スマートコントラクト企業を買収 | 仮想通貨・ブロックチェーン業界で初
    https://jp.cointelegraph.com/news/facebook-just-bough-a-smart-contract-company-the-first-ever-in-crypto-blockchain-industry

    米Googleが「ブロックチェーン大量採用時代」を見据え独自開発に注力 仮想通貨の応用事例も
    https://coinpost.jp/?p=67738

    ジャック・ドーシー Lightning Networkで請求
    https://twitter.com/jack/status/1092891165966229509

    ツイッターCEO 「ライトニング聖火リレー」に参加 | 仮想通貨ビットコイン取引の改善を目指すライトニングネットワークに追い風か
    https://jp.cointelegraph.com/news/twitters-dorsey-joined-lightning-torch-movement

    BlueWallet - Bitcoin and Lightning wallet for iOS and Android
    https://bluewallet.io/

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  • 50: ブロックチェーン技術・事業の面白さ、難しさ(竹本哲郎 @Pikaho)

    February 16th, 2019  |  42 mins 8 secs

    イネーザ株式会社代表・ブロックチェーンエンジニアの竹本哲郎さん(@Pikaho)とブロックチェーンに興味を持った理由、ブロックチェーンが活用できる分野、DApps、ウォレット事業などについて話しました。

    今回のキーワード:
    大学卒業後起業/お弁当を売る難しさ/ブロックチェーンに興味を持った理由/Web3.0/スタートアップが有利/Ethereum/DAO/ブロックチェーンが活用できる分野/My Crypto Heroes/DApps市場の2018年売上高がApp Store初年度を超える/ウォレット事業のマネタイズ/秘密鍵の管理

    ゲスト: 竹本 哲郎(@Pikaho)
    ホスト: 山本 大策(@daisaku)

    参考:
    My Crypto Heroes
    https://www.mycryptoheroes.net/ja

    Dapp Ranking
    https://www.stateofthedapps.com/rankings

    仮想通貨「dApps市場」の2018年売上高が7300億円到達、App Store初年度の売り上げを上回る
    https://coinpost.jp/?p=66332

    創業者急死の仮想通貨取引所QuadrigaCX コールドウォレット内に仮想通貨は無いとする説も=米WSJが専門家の分析を紹介
    https://jp.cointelegraph.com/news/wsj-expert-claims-quadrigacx-funds-not-stuck-but-missing-altogether

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  • 49: 開発者が考えるべきプロダクトのコンセプトとデザイン(中田裕士 @hikaeme)

    February 11th, 2019  |  23 mins 18 secs

    カセットテープ型ストリーミングプレイヤー「Cassettify」の開発者である中田 裕士さん(@hikaeme)と、プロダクトのコンセプト・デザインで大事にしていること、スペキュラティブデザイン、Cassettifyの今後について話しました。

    今回のキーワード:
    説明が無くてもできる体験/スペキュラティブデザイン/議論を呼ぶためのデザイン/人類水中移住のための人工エラ/Cassettifyを量産

  • 48: カセットテープ型ストリーミングプレイヤー「Cassettify」の開発について(中田裕士 @hikaeme)

    February 11th, 2019  |  28 mins 34 secs

    カセットテープ型ストリーミングプレイヤー「Cassettify」の開発者である中田 裕士さん(@hikaeme)と、Cassettify、着想の原点、開発の流れについて話しました。

    今回のキーワード:
    Cassettify/個人開発/カセットプレーヤーでインターネットストリーミング音楽を聴くことができるIoTカセットテープ/着想の原点/もしスマホが無かったら/AliExpressで部品調達/カセットテープ内の配線が大変/Ka-Radio32/Twitterでの反響

  • 47: NEW POWER/ギグ・エコノミー襲来/クリエイティブ・スイッチ

    January 27th, 2019  |  20 mins 48 secs

    「今回のキーワード」年末年始に鑑賞/ゲーム・オブ・スローンズ/最近読んだおすすめの本/NEW POWER/オールドパワーとニューパワーの価値観/拡散されるアイデアの条件/ギグ・エコノミー襲来/ギグ・オンデマンド・シェアリング/報酬とプレーヤー/クリエイティブ・スイッチ/創造曲線の法則/大量消費・模倣・創作仲間・反復

  • 46: 開発者にとっての「ものづくり」の意義とは

    December 9th, 2018  |  39 mins 7 secs

    今回のキーワード:
    FESTA/自分らしいサービスの作り方/次につなげる意識/誰のためにサービスを作るのか/問題の見つけ方/自分が一番上手く解決できる問題を見つける/(機能+フック)×ユニーク度/意外性・物語性・自分ごと・根源的魅力/ひとことで伝わるか?/サービスの第一印象/心を掴まれる体験/(観察+直感)×学習×できると信じる力/自分で何をやるかを決める/自分でルールを決める/自分が作った価値が世の中に生まれる/自分が作ったものが誰かに届く/開発者としての生きがい

    YouTubeで聴く
    https://youtu.be/6Qn2ZLxfEDs

    参考:
    FESTA
    https://festa2018.we-are-ma.jp/

    23: 日本最大級の開発コンテスト「MA2018」に参加してみよう
    http://www.prototype.fm/blog/2018/10/6/23-ma2018

    MAKE 〜開発者にとっての「ものづくり」の意義とは〜
    https://www.slideshare.net/daisaku/make-124647790

    Facelot
    https://facelot.net/

  • 45: シェアリングエコノミーにおける非中央集権的システムでの自律的な仲裁とは

    November 17th, 2018  |  25 mins 39 secs

    今回のキーワード:
    シェアリングエコノミーの問題/非中央集権的システムでの自律的な仲裁/仲裁者へのインセンティブ/Token Curated Registry(TCR)

  • 44: EOSの特長とは?開発者ダニエル・ラリマーの思想

    November 3rd, 2018  |  18 mins 32 secs

    今回のキーワード:

    ・EOS

    ・ICOで4,300億円調達

    ・スケーラビリティ問題を解決、トランザクション手数料無料

    ・ダニエル・ラリマー(Daniel Larimer)

    ・BitShares

    ・Steem

    ・Steemit

    ・Delegated Proof of Stake

    ・blocktivity

    ・早期にステーブルコインの必要性に気づく

    ・早期にEthereumのスケーラビリティ問題に気づく

    ・Dan Larimer and Vitalik Buterin at the North American Bitcoin Conference in Miami

    ・すべての人々の生命、自由、財産を守るフリーマーケットソリューションを見つけること

    ・DappRadar

    ・VISAとMasterCardで秒間20,000、FacebookではLikeだけで秒間52,000、金融取引ではひとつのマーケットペアだけで秒間100,000トランザクション


    収録を終えて:

    産業社会と人間の自由に関する思想を説いた経済学者カール・ポランニー[1886~1964]は市場経済が人間の労働力を商品化し、人間から労働の目的、自尊心を奪ったと論じた。

    最近のインターネットサービスにおいては、ユーザーが価値のあるコンテンツを生成することで多くのトラフィックを集め、そのことによりビジネスモデルが成立するものが少なくない。この場合、そのサービスで行われるアクティブなユーザーの活動は、カール・ポランニーが述べたような「商品」そのものになっているといえるのではないだろうか。そして、その価値のあるコンテンツから得られた利益の大半はサービスを運営する企業の懐に入り、コンテンツの作者であるユーザーが利益を享受できないというミスマッチが発生している。

    今回話したダニエル・ラリマーの人生のミッションは「すべての人々の生命、自由、財産を守るフリーマーケットソリューションを見つけること」。将来、支配的な中央集権的企業ではなく、ダニエル・ラリマーが開発したEOSのような非中央集権的なネットワークにおいてDAC(Decentralized Autonomous Corporation)のような形態の組織が中心となりトークンを利用した経済圏を構築する可能性が考えられる。すると、その中で作られたコンテンツの所有権は明示的になり、新しい価値を生み出した人たちにトークンとして報酬を分配することが可能になる。

    カール・ポランニーは、経済に秩序を与え、社会を統合するパターンとして「互酬・再配分・交換」の三点を挙げている。非中央集権的なネットワークの仕組みの中で、トークンを報酬として再配分する自律的なメカニズム、ネットワークの参加者間でトークンを贈る文化、ネットワークの参加者が提供した価値に対しトークンで支払う市場、という三点がバランスよく成立することは、ポランニーが希求した社会の在り方のひとつの形なのかもしれない。


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  • 43: クリプトエコノミクスとは何か?

    October 23rd, 2018  |  17 mins 15 secs

    今回のキーワード:

    ・Cryptoeconomics

    ・Introduction to Cryptoeconomics - Vitalik Buterin

    ・暗号技術と経済的インセンティブ

    ・From Satoshi to Steemit

    ・Behavioral Crypto-Economics: The Challenge and Promise of Blockchain Incentive Design

    ・Steemit

    ・持続可能性

    ・メカニズムデザイン

    ・社会学

    収録を終えて:

    旧約聖書には、ソロモン王のジレンマと呼ばれるシーンが描かれているらしい。

    ソロモン王の前で、二人の女がある赤ん坊について「私がこの子の母だ」と主張していた。どちらか一方は本当にその子の母親だが、もう一方は嘘をついている。二人の訴えを聞いたソロモン王は、剣を持ってきて、その子を二つに切って半分ずつ分け与えるよう家臣に命じた。すると、本当の母親は咄嗟に、この子が殺されてはいけないと、嘘をついている女に子どもを渡そうとした。これによりソロモン王は、子どもを渡そうとする女が真の母親だと見抜き、子どもを切らないで、彼女を母親だと認める判決を下した。

    [旧約聖書「列王記3」より細部を省略して抜粋]

    「メカニズムデザイン 資源配分制度の設計とインセンティブ」(ミネルヴァ書房)では、このソロモン王のジレンマを解決するメカニズムが紹介されている。

    (1) グレーザー=マーメカニズム

    (2) 三原=チン=ヤンメカニズム

    (1)は真の母親でないと払いたくないと思えるような高い金額の支払いと偽の母親とされた場合の罰金を設定することで、真の母親が名乗り出る可能性を高める仕組み、 (2)は第二価格オークションへの参加料という設計で、真の母親がオークションに勝つ可能性を高める仕組み、と個人的には理解した。

    このソロモン王のジレンマの例から分かるのは、特定の社会において嘘をついたり、悪いことをしようとしても、その社会に適切に組み込まれたメカニズムがあればそれを防ぐ可能性があるということだ。

    今回話したクリプトエコノミクスは、暗号技術とインセンティブを組み合わせて、将来的に正当で秩序を保った自律的な分散型P2Pネットワークを作ろうというアプローチ。

    今後ブロックチェーンを活用した非中央集権的なプロトコルやアプリケーションにおいて、 クリプトエコノミクスの設計は必須となっていくことが考えられる。ただし、クリプトエコノミクスに人間の行動が含まれる箇所が多くなればなるほど、メカニズムを設計することは難しくなっていく。なぜなら、アプリケーションを利用する人間が必ずしも合理的な行動をとるとは限らないからだ。

    クリプトエコノミクスの設計では、ブロックチェーンなどの技術知識、メカニズムデザイン、ゲーム理論、社会的選択理論などのミクロ経済学(どれも理解できないけれど)に加えて、行動経済学や社会学が必要となってくるのだろうと思う。そして、この分野にはこれまでのサービス開発には無かった持続可能性のある経済と社会の仕組みを設計・実装するという新しい面白みがある。

    2004年に雑誌で紹介されていたOrkutというサービスの存在から初めてソーシャル・ネットワーキング・サービスという概念を知ったとき、期待と興奮と疑念が入り混じったようなモヤっとワクワクした気分になったことを憶えているけど、クリプトエコノミクスについて調べているときにちょっとそんな気分になって懐かしくなった。

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  • 42: 非中央集権的なもの、中央集権的なもの

    October 14th, 2018  |  27 mins 12 secs

    今回のキーワード:

    ・人はコラプト(腐敗)する

    ・信頼のプロトコル

    ・Origin Protocol

    ・DApp(Decentralized Application)

    ・Web3.0

    ・IPFS

    ・Web3 Stack

    ・データはユーザーが所有

    ・DAppの問題(ウォレット+秘密鍵、メッセージ、トランザクションごとに発生するガス代、高いボラティリティのトークン、仲裁・監視の自律運営)

    ・DAppのメリット

    ・Solid

    ・DAO(Decentralized Autonomous Organization)

    ・ヒッピー

    ・コミューン

    ・非中央集権的か、中央集権的かという問い

    収録を終えて:

    坂本慎太郎の「幻とのつきあい方」という曲のなかに

    幻を扱う 仕事には気をつけよう

    時に幻は姿を見せる

    夢や幻と向き合う 時には覚悟を決めなよ

    時に幻は君を飲み込む

    という一節があって、この歌詞を読んだ瞬間にどきりとさせられた記憶がある。

    「まだ形になっていないもの」を誰かに買ってもらう、もしくは「まだ形になっていないもの」を買ってもらう約束をする、というシーンは、現在のあらゆる仕事の現場で発生しているが、こういった取引は成熟した人間社会だからこそ成立する契約の形態なんだと思う。

    幻のようなものを扱う取引であっても、ぼくらは相手や相手の会社・組織を信頼して取引することができる。そもそも取引で使われるお金自体が、この世の中で一番幻のような価値を持たされているものともいえる。

    そんな幻のなかで日々生活しているともいえるぼくらの前にいま立ち現れたのが、今回話した非中央集権的なもの。

    DAppと呼ばれる非中央集権的アプリケーションでは、運営者が存在せず、あらかじめ決められたルール(契約)に基づいて、自律的に運営することが前提となる。

    こういった非中央集権的なものが求められる背景としては、人がやることには間違いがあり、必ず腐敗していくから、という考えや、中央集権的な企業による取引の独占や個人データの利用に対する反発が起きていることが挙げられる。

    ただ、非中央集権的なものを作るのもまた人である、という事実はあって、形式の違いはあれど、人が人を信頼することに基づく社会はこれからもきっと変わらず続いていくはず。

    というか、そんな社会を続いていかせるという意思を持たなければならない。

    人が人を信頼する気持ちだけは幻ではない、と信じたい。

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  • 41: 日本最大級の開発コンテスト「MA2018」に参加してみよう

    October 6th, 2018  |  41 mins 17 secs

    ゲストは日本最大級の開発コンテスト「MA2018」(https://ma2018.we-are-ma.jp/)を運営されている一般社団法人MAの伴野智樹さん、久田智之さん、辻巧斗さん。

    「MA2018」の概要、審査基準、賞の種類、イベント、参加するメリットなどについて話しました。

    「今回のキーワード」

    Mashup Awards/2006年から始まり今年で14年目/一般社団法人MAが運営/地図情報API×〇〇→位置情報×SNS API→IoT×AI×ハードウェア/ハッカソンの楽しさ/就活で受賞をアピール/自分の作品として発表できる嬉しさ/チャレンジ度・ギーク度・ワクワク感/Make Wow, Feel Wow/ヒーロー賞12作品・テーマ賞10作品・パートナー賞50作品・個人賞∞/ハッカソン、アイデアソン、ハンズオンなどのイベント開催/エンジニアじゃなくても参加できる/大阪、福井、函館、東京でイベント開催/MAを通じて仲間・友達ができる/作品は名刺代わり/12月に東京でFESTA開催/作る人への感謝/作品を人に見てもらえる/作品を体験してもらいたい/PROTOTYPE.FM賞

    参考:

    MA2018 〜 ヒーローズ・リーグ

    Mashup Awards connpass

    MA2018 Twitter

    MA2018 Facebookページ

    ProtoPedia

    プログラミング素人の高校生が(中学生1人混じり)リアルはてなボックスを作ってみた

    FESTA 2016

    収録を終えて

    人間が大昔に作っていた手斧のなかには、使用された形跡が無いものも多いと訊いたことがある。人間が何かを純粋に作りたいと思う気持ちは、人間が進化するなかで体得したとてもプリミティブな感情ではないだろうか。というよりも、何かを作りたいと思う気持ちが人間を進化させてきたのかもしれない。

    今回の収録では、MA2018という開発コンテストについてゲストの方に話を伺った。MA2018とは、全国各地の開発者・チームによって開発された作品が応募される日本最大級の開発コンテスト。

    ぼく自身も10年以上前にこのMAに作品(アーティスト名からアーティスト関連情報をアグリゲートするAdobeAIRアプリ。懐かしい響き!)を応募したことがきっかけで、その後のサービス開発者としての道が拓けた。自分が作ったものが誰かに褒めてもらえたことが、とても嬉しかった。

    現在のMAが重視しているのは、作品の「チャレンジ度・ギーク度・ワクワク感」。MAでは作品が持つビジネスの可能性ではなく、作品に込められた開発者のプリミティブな気持ちを評価しているのだと思う。

    今回の収録を終えて、かつてMAに応募したときのような気持ちをいまの自分が持てているか、ちょっと不安になった。ただ、そんな不安を持ちつつも、これからも自分が良いと信じる手斧的なものを作っていきたい。それを実直に作り出せる気持ちこそが、開発者の一番の武器なのだから。

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  • 40: 自分でサービスを開発することを勧める理由

    September 30th, 2018  |  17 mins 7 secs

    「今回のキーワード」ポッドキャストを配信する理由/自分で開発したサービスが意思決定に影響/新しい働き方/充実感の得られる仕事/サイドプロジェクトのメリット